矯正歯科

矯正歯科

歯並び・咬み合わせのトラブルには、出っ歯やすきっ歯、受け口、叢生など、さまざまな種類があります。歯並び・咬み合わせの乱れは、口元の見た目が気になるだけではなく、むし歯や歯周病のリスクが上がったり、食べ物をしっかり噛めなくなって胃腸に負担をかけたりと、さまざまなトラブルを引き起こします。

歯並び・噛み合わせが悪い場合にむし歯や歯周病のリスクが上がるのは、歯ブラシがすみずみまで届きにくくなるためです。矯正治療で歯並び・噛み合わせを改善するまでは、むし歯・歯周病のリスクが高い状態が続きます。

矯正歯科では、患者さまの歯並びの状態やご希望に添った矯正装置を使用し、健全な歯並び・咬み合わせへと導きます。子どもから大人まで、幅広い年齢の方に受けていただけるほか、金属製の目立つ装置ではなく白や透明の目立ちにくい装置もご提案できますので、まずはお気軽にご相談ください。

口腔内スキャナーiTero(アイテロ)

当院では口腔内スキャナーItero(アイテロ)を導入しています。
矯正治療において現在の歯並びやかみ合わせを正確に記録ができる設備で歯型の採得もスムーズに行うことができ患者さんにとって負担が少ない口腔内専用のスキャナーです。
マウスピース矯正であるインビザラインに適したスキャナーのため、より精密なマウスピースの作製からマウスピース矯正を行うことができます。

iTero(アイテロ)メリット

メリット01 歯型の採取に時間がかからない

従来のシリコンによる歯型の採取とは異なり、iTeroであれば上下の顎の採取も短時間で可能です。

メリット02 嘔吐反射のある方にも安心

シリコンによる歯型の採取は、異物が口に入る時間が長いため、嘔吐反射のある方には大変ストレスの大きいものでした。
iTeroはカメラによる型どりですぐにスキャンが終わるので、嘔吐反射のある方も安心できる治療環境です。

メリット03 治療期間の短縮につながる

iTeroはデジタル技術によって、矯正に必要なデータをより早く揃えられます。そのため、治療期間の短縮化にもつながっています。

 

iTero(アイテロ)は矯正歯科治療のマウスピース矯正だけでなく、ワイヤー矯正や小児矯正などの矯正歯科、インプラント治療や補綴治療であるセラミック治療にも印象を採得するのに使用ができるため、より負担が少なく精密な治療を行うことができます。

不正咬合の種類

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の顎が前に出ていたり、上の歯が前に傾いて生えたりしている状態です。
前歯で咬みにくいことに加えて、顔に衝撃を受けたときに上の前歯が折れやすくなります。

下顎前突(かがくぜんとつ)、反対咬合(はんたいこうごう)

下の顎が前に出ていたり、上の歯よりも下の歯が前に出て咬んでいたりする状態です。受け口などと呼ばれる事もあります。
食べ物を上手く噛めない、滑舌が悪くなるなど、さまざまな問題が生じます。

開咬(かいこう)

奥歯が噛み合っているのに上下の前歯の間に空間ができている状態です。
前歯で食べ物を噛めない、発音が悪くなる、奥歯のダメージが大きいなどの問題が起こります。
原因は様々ですが、舌の癖や指しゃぶりなどが関連しているともいわれています。

叢生(そうせい)

歯並びがデコボコした状態です。
歯ブラシがすみずみまで届きにくく歯垢が残りやすいため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

口を閉じたときに、下の歯に上の歯が大きく被る歯並びです。
下の歯が上の歯茎を刺激して口内炎を誘発したり、前歯が乾いてむし歯のリスクが高くなったりします。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合は、上下の歯を噛み合わせた時に上下の歯列がどこかで交叉して、上の歯列よりも下の歯列が外側に出ている咬み合わせのことをいいます。
上顎の大きさが小さいことや、下顎が偏位していることが原因です
顎がずれて成長し、顔が歪んできてしまう、顎の関節に負担がかかってしまう場合があります。

 

空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯の間にすき間がある状態です。舌の癖がある場合に起こりやすいです。
食べ物が詰まりやすいため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
また、歯と歯のすき間から息が漏れて、サ行・タ行・ラ行をうまく発音できなくなります。

矯正治療の種類

表側矯正(ワイヤー矯正)

表側矯正は、歯の表側にブラケットを取り付け、ワイヤーで固定して歯を動かす矯正治療です。ほとんどの症例と幅広い年齢に対応できることがメリットです。
その一方で、口を開けたときに装置が目立つというデメリットもあります。
目立ちにくい白いワイヤーなどのご用意もあります。

裏側矯正

裏側矯正とは、歯の裏側にブラケットを取り付けてワイヤーを通して固定する矯正治療です。口を開けたときに装置が周りの人からは見えないため、矯正治療を受けていることに気づかれる心配がほとんどありません。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、マウスピースを食事の時以外一日中装着し、約7~10日ごとに次の段階のマウスピースに交換しながら歯並びを整える矯正治療です。目立ちにくく、歯磨きや食事の際は取り外せることで日常生活への負担が少ないというメリットがあります。また、金属不使用のため、金属アレルギーのリスクがありません。デメリットとして、マウスピース矯正が向かない咬み合わせもありますので、一度ご相談いただいてからできるかどうかの判断となります。

インビザライン(マウスピース矯正)

インビザラインは、コンピューターシミュレーションに基づいて治療計画を立案し、デジタル技術で作製したマウスピースを装着して歯並びを整える治療法です。

部分矯正(MTM)

部分矯正は、動かしたい歯だけをピンポイントで動かす矯正治療です。例えば、出っ歯が気になるもののコストを抑えたい、他の歯は気にならないといった場合に適用します。動かす歯の本数が少ないので、全体矯正と比べて治療期間やコストを抑えることができます。ただし、全体矯正を選択した方が良い結果になることや、部分矯正を適用できない場合もありますので、まずは検査と診査・診断が必要です。

矯正歯科専門ドクターの在籍

当院では、歯並びや噛み合わせの治療を専門としたドクターが在籍しております。
矯正治療は、歯を動かすという性質上、専門性の高い技術が求められます。
豊富な経験と確かな知識・技術を持つドクターが診療いたしますのでご安心ください。

top
0422-24-8796 24時間WEB予約