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2024.01.31

歯並びについて

歯並びが元々良い人と悪い人がいるのはなぜでしょうか?

 

①遺伝的な理由

歯の形や顎の大きさ、形などは遺伝的な要因が大きく影響します。

両親が出っ歯や受け口などで歯並びが悪い場合、お子さんに遺伝する可能性があります。骨格や筋肉は遺伝の影響を受けやすく、似たあごの形や噛み癖による筋肉の発達によって歯並びに影響を及ぼします。特に、受け口は遺伝性が高いのが特徴です。成長期などに身長が伸びると同時に下あごも発達し、徐々に受け口になることもあります。

②出っ歯になってしまう理由

小さい子どもには指しゃぶりのクセがついてしまうことがあります。短期間で指しゃぶりをやめられれば問題ないのですが、大きくなっても指をしゃぶるクセが続いていると、次第に歯が前に押し出されて出っ歯の歯並びになってしまうので注意しましょう。

また、舌で前歯を押し出すようにするクセのせいで出っ歯になってしまうケースもあります。

③すきっ歯になってしまう理由

すきっ歯になっている部分のもともと生えてきた歯が小さい、もしくは形が悪いと歯の隙間ができやすくなり、すきっ歯になる傾向があります。

また、歯ぎしりや頬杖、うつぶせ寝といったクセで歯が押されて歯間が開き、すきっ歯になる可能性も考えられます。

④口腔習癖

歯並びを悪くしている原因のうち、無意識のうちに習慣化した癖や行動を口腔習癖といいます。口呼吸や前歯の裏を舌で押し出す癖などがあると、あごの発育不足や歯に過度の負荷をかけてしまうため歯並びが悪くなります。他にも、指しゃぶりや唇を噛む癖なども口腔習癖にあたります。

⑤虫歯

歯が痛む場所を避けて、反対側の歯ばかりで噛むようになると、あごの発育や筋肉の発達にも悪影響を及ぼす恐れがあるのです

予防法

もし、親に歯並びや噛み合わせの悪い方がいる場合は、乳歯から永久歯に代わる歯列の時期に矯正科を受診してみることをおすすめします!

幼少期からの生活習慣(指しゃぶり・爪を噛む癖・頬杖・口呼吸など,,,)は小さいうちに改善していけたらいいですね。

子どもの歯並びが心配。今から歯並びをキレイに。と考えている方お気軽にご相談ください。

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