皆さんは口と鼻どちらで呼吸をしていますか?
風邪などを引いてしまうと鼻が詰まってしまい、口呼吸になる方も増えてしまうと思います。今回は口呼吸の危険性についてお話ししたいと思います。
<口呼吸の危険性>
- ①唾液が減ると虫歯、歯周病になりやすい
- ②乾燥により口臭・いびきが発生しやすい
- ③歯に汚れが付着しやすくなる
- ④噛み合わせが悪くなる
- ⑤出っ歯気味になる
- ⑥免疫力の低下
お口の中の「だ液」は、細菌や汚れを常に洗い流してくれています。
しかし、口呼吸を続けていると「だ液」が少なくなり乾燥状態に。
それによりむし歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすくなります。
お口の中をキレイにしておけば風邪などのリスクも低くなると考えられています。
<口呼吸の改善方法>
では、どのように口呼吸を改善したらいいのでしょうか。いくつかの方法をご紹介します。
○鼻炎の場合、耳鼻咽喉科で治療を受ける
鼻炎などのアレルギーにより鼻呼吸ができない場合は、専門医に診てもらい、適切な治療を受けましょう
○口腔筋機能療法(MFT)
口腔筋機能療法は、お口の筋肉を鍛えるトレーニングです。
舌の癖があるかどうか、どこの筋肉がおもに低下しているのか確認してから、それぞれの方に応じた筋トレ方法を歯科医師が指導し、ご自宅でも継続的に行っていただきます。
お口が開いた状態が気になる、口呼吸が癖になっているなど気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
ご連絡お待ちしております。