歯科医院の中で、マイクロスコープを導入して治療しているのは全体の6%といわれています。
☆マイクロスコープとは・・?
歯を拡大(肉眼では見えないもの3倍から30倍)にして見ることのできる歯科用の顕微鏡です。
歯の治療は、肉眼では見ることの難しい歯の神経の治療や虫歯の治療などがありますが、
マイクロスコープを使用することによって肉眼では見えにくかった部分まで確認できるので、
より精密な治療を行うことができます。
マイクロスコープは、主に以下のような治療で使用します。
- 根管治療
- 歯周病の治療
- むし歯の治療
- 詰め物・被せ物の治療
☆マイクロスコープのメリットについて
・より的確な診断ができる
ごく小さな虫歯や歯石の取り残しなど、裸眼では確認できない部分までしっかりと見ることができ、CTやレントゲンなどの検査結果と合わせてお口の状態を確認することで、より的確に診断を行なうことができます。
・裸眼では難しい処置もできる
精密処置を必要とする根管治療や、より繊細な作業が求められる審美的な詰め物や被せ物の処置など、裸眼では精確な処置が難しい治療も精密に行なうことができます。精密な治療は治療結果も良好となりやすく、歯の寿命を長くすることにもつながります。
・歯を削るのが最小限で済む
患部を拡大することで、虫歯に侵蝕されている部分と健康な部分の境目がよく見えるため、削りすぎることがなく、歯への負担を最小限に抑えることができます。
・補綴物もすき間なく取り付けられる
小さな歯に詰め物をしたり被せ物をしたりする治療も拡大視野下で行なうことで、すき間なくきれいに取り付けることができます。詰め物や被せ物にすき間があると、そこから細菌に感染し、再発してしまう可能性があるため、精密に処置を行なうことで、再発を防ぐことができます。
マイクロスコープにはカメラ機能がついており、スタッフがモニターを見て治療の状況を一緒に確認しながらサポートすることができます。マイクロスコープを使用した治療をご希望の方はいつでもご相談ください。