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2022.10.12

☆歯周病について☆

今回は、日本人の8割が発症しているといわれる歯周病についてお話します。

歯周病は、歯の表面にプラーク(歯垢)がたまり、その中の歯周病菌が増殖することによって、歯を支える土台である歯周組織や骨を破壊する病気です。

歯ぐきや歯を支えている顎骨などが破壊され、放っておくと最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうことがあります。また、自覚症状がなく、自覚症状が出たときには相当進行している恐ろしい病気です。

○歯周病の原因○

歯周病は口の中の細菌が引き起こす感染症の一種です。

歯と歯肉の間から侵入した歯周病の原因菌が歯肉の炎症を起こし、さらに進行すると歯を支えている歯槽骨が溶けてしまいます。

この際、歯周病菌への感染に大きな役割を果たしているのがプラーク(歯垢)なのです。

このネバネバしたプラークは、うがい程度では落ちにくく消毒薬や抗菌剤が効きにくいのが特徴です。

そのため、歯磨きの際に磨き残しがあると、そこから歯周病菌への感染が始まるのです。

 

●歯周病チェックリスト●

・口臭を指摘されたことがある、口臭が気になる

・朝起きたときに口の中がねばねばする

・歯磨きした際に血がでる、歯ブラシが赤くなる

・歯茎が赤く腫れている

・歯茎が下がり、歯が長くなった気がする

・歯茎を押すと血が出たり、膿が出る

・昔と比べて歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなってきた

・歯が浮いた感じがする

・昔と比べて歯並びが変わった気がする

・歯がぐらぐらする

○歯周病の予防○

1.ブラッシング法をマスターする

日々のブラッシングはとても重要です。歯科医院でお口の中を綺麗にしたとしてもお食事をとればまたプラークが付着しますので、それらを毎日綺麗に除去しないといけません。ブラッシングの方法は人それぞれで、歯並び・歯茎の薄さ・器用さ・歯周病の進行度合いなどにもよってきますので、患者様個々に合った磨き方を歯科衛生士と共に身につけていきましょう。

 

2.歯科医院で歯石を丁寧に除去する

歯肉の中に付着した歯石はとても強固で簡単に除去することはできません。また歯肉が歯石に覆いかぶさっているので直接見ることは出来ず、手指の繊細な感覚などに頼ることとなります。11本丁寧に除去していきましょう。

 

歯周病を悪化させないためには日常的な予防が必要です。

毎日の丁寧な歯磨きと歯科医院での定期健診を受け、プラークコントロールや歯周病を引き起こす要因の改善を行い歯周病予防をしていきましょう

 

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